【ポケモン剣盾】S32最終791位(R1815) 無難壁ザシイベル
前期初の最終3桁を獲得し、今期も2シーズン連続で最終3桁を達成できたので記事を書いてみます。
維持はできたけれど更新はできていないのであまり参考にならないかもしれませんが、3桁を維持するための思考過程の記録をメモとして残しておこうと思います。少しでも役立つ部分があれば幸いです。
○軸の決定
途中まで前期(https://somiming.hatenablog.com/entry/2022/07/01/232421)と同じパーティで潜っていたが、7/28くらいまでの感想としては以下のようだった。
・ステロを撒くメリットはそこまでない(積極的なサイクル戦にはほぼならず、襷は体感初手に来ることが多く襷潰しにもならない。積みポケモンは基本的に回復技を持っているのでステロの削りが意味をなさない)
・ラプラスの動きが単細胞で弱い。壁貼るにしてもダイマ吐かないといけないの弱い
・最速ザシアンが蔓延りすぎて同速ゲーになりがち→勝率が運に依存しやすくなり精神的に良くない
・ホウオウ、ジガルデ、ガオガエンみたいなパーティーが重い。ランドも重め
・物理イベルが環境に蔓延りすぎたのかあまり刺さってる感じがない。イベル対策をバンギに一任するのではなく、物理イベルだとしてもバンギやヌオーでダイマ枯らして後ろで詰めるという対応を取られてしまっていると感じた
・積みザシアンの増加→それに合わせたヌオーの増加により、相対的にこちらの物理イベル+ザシアンが窮屈になっている
・積みザシアンに対しては後からメタモンを出す動きが徹底されてきてキツい。
・ラッキーやゴチルゼルを誘って狩るヌオーやナットレイの増加、あるいは全体的に挑発や身代わりにより対策されていると感じる
しかし今更ザシイベルを手放して新しい禁伝を取り入れても練度が出せないと思い、ザシイベル自体は維持しようと決意。構築記事を読んで、前期のあいまるさんの構築を参考にしようと決めた。
→ http://aimaru4218.livedoor.blog/archives/29547171.html
(無断転載なので問題があれば削除します)
・レジエレキで壁を貼り自主退場し、壁のターン内に試合を終わらせ、壁下で殴り合う展開ではまず負けないことを目指すコンセプトをそのまま採用させて頂いた。
・レジエレキに頼らない場合の対面駒として襷枠を強く使いたいと考え色々試したが、現環境では「純粋に殴るのが強いポケモンが2回動く」攻撃回数確保としての襷が良いと感じた。
最終的に無難に対応範囲が広いマンムーに落ち着いた。
○コンセプト
・レジエレキの壁が切れる前に勝負をつける。
・なるべく汎用的な対面駒で対応する
○パーティ
・イベルタル@珠
意地っ張り
ASぶっぱ
空を飛ぶのダイマ枯らしが活きるタイミングはかなり限定的だったので、ダイジェットの威力を上げるためゴッドバードに変更。
ダイジェットorダイスチル+ダイバーンでザシアンを落とせることから熱風採用。ナットレイにも強気になれる。
壁下では巨獣斬も怖くないのが偉すぎるポケ
途中までイカサマにしていたが、ふいうちがあれば勝てていたという試合が2回くらいあって、イカサマじゃなきゃ負けてたという試合が特になかったことから不意打ちに変更した。
途中特殊も試したが、特殊にした途端相手のバンギやラッキーが重く見えて動きが変わるので結局物理に戻した。特殊型は相手の交代読みや、体力管理のデスウィングが必要となる場面が多々あると感じ、壁下でとりあえず暴れるポケとしては自分の中でしっくりこなかった(物理型に慣れすぎてしまったかも。)
またこの型の恩恵として、ダイバーンを見せることで特殊型と誤認してもらえ、後からダイマしてきた特殊耐久のあるポケモンに想定外の打撃を与えることが多々あった点。意外と器用ポケ。
・ザシアン@朽ちた剣
陽気
H204 b52 S252
巨獣斬 じゃれつく みがわり 剣の舞
前期は間違いなく覇権だったが、あまりに最速ザシアンが増えすぎてもはや微妙_poke。
最速剣舞ザシアンeasy winの展開が増えた結果なのかヌオーが爆増しているのを感じた。そして相手構築にヌオーがいるだけでしっかり出しづらくなる哀しきポケ。
(逆にサンダーは減った感触あり。)
シーズン最終盤はヌオーだけは残ってザシアンは減ってた気がする。
最速HSなので剣舞巨獣斬は固定。じゃれつくも外せなかった。
身代わりは諸説。
壁下で身代わりを残して相手を突破しメタモン対策するなどの動きが決まれば勝ちに直結するが、
安易に身代わりしても悪戯にHPが減るだけで非常に弱い。
身代わり持ち自体増加しているのか、ケアされることが多いと感じた。
今後の環境はわからないが、振り返ってみると今季S32では石火にすべきだった。
今季はとにかく動かしづらかった印象。ヌオー、さらに終盤HB日ネクも増えていてキツすぎた。
お手軽最強ポケモンだが離れることも学ぶべきかもしれない。
・マンムー@気合いの襷
意地っ張り
ASぶっぱ
氷柱ばり 地震 氷の礫 岩石封じ
テンプレ_poke
動きがわかっていてもなお採用され続けている襷枠だけあって、出した試合ではしっかり活躍してくれた。
威嚇電磁波無効+氷地面のタイプが偉く、ミミッキュ、ランドロス、ガオガエン入りに強気に出せる。
ジガルデも積まれた後でなければ強め。(準速マンムー抜きが多い気はする。)
初手ダイマのつもりで出てきたであろうポケモンが、マンムー対面で、ゆきなだれを嫌ってか初手ダイマを躊躇ってくれることがあったので、想像以上に相手からすると重く見えるポケモンなのだと思う。
困った時の初手マンミング。
後ろ姿に癒されるポケ。
・レジエレキ@光の粘土
陽気
H140 a4 B236 d20 S108
リフレクター 光の壁 ワイルドボルト 大爆発
あいまるさんの調整そのまま。
マンムーのおかげか初手ランドロス選出されることがあまりなく、壁張りを見てから出てくるランドロスは剣の舞をしてくることが多くランド調整はピンポイントではあまり活きなかった。
ただ壁を貼った後相手の襷など削りつつなるべく速やかに自主退場して壁ターンを残すことの方が重要で、自身での突破火力は不要がち、かつランドに対して行動が安定できるのはやはり強いのでそのまま使用させてもらった。
初手襷エースバーン対面は注意で、リフレクターの次のターンで一回ワイルドボルト撃たないと、両壁貼ってからワイボだと不意打ちで上からやられて襷削れない=処理に2ターン取られる=敗北を意味するので注意
壁貼りレジエレキの大爆発は読まれるので、守るや鋼ゴーストタイプ引きは積極的に読んで問題ないと思った。
・ラッキー@進化の輝石
ずふとい
HBぶっぱ
卵産み 瞑想 甘える 地球投げ
諸説枠。昨シーズンにラッキーが活躍しすぎたためか対策されていてまりだせなかった。
一応ゴースト挑発で対策しているポケモンには地球投げをシャドボにすれば多少抗えるかもしれないが挑発中に他ポケモンの積みの起点にされたら終わりポケモン
丸くなるポリ2と入れ替えながら使っていたが、今期の使用感どちらも似たようなもの。
単体としての強さは間違いないがそれゆえに真っ向から対策されてしまうと一気に腐るポケ。
とはいえラッキーが呼ぶポケモンに対してこちらの他のポケモンがそんなに弱くないのでパーティに入れておいた。終盤は全く出していない。
・ゴチルゼル@食べ残し
ずぶとい
HBぶっぱ
コスモパワー 眠る 挑発 癒しの波動
ほぼ見せポケ。明らかに火力がなくpp枯らせそうな相手には出す。ムゲンダイナ入りはエレキ→ゴチルで対応できるので出すことが多い。
シーズン中盤は出しづらい感じが強かったが終盤ヌオー、ムゲンダイナが増加した感触があり出す機会もそれなりにあった。
だが綺麗な抜け殻ヌオーにやられたり「誘い狩り」もあって過信はできない基本は選出誘導ポケイモン
○選出
基本選出
レジエレキ、イベルタル、ザシアン
火力で勝負してそうなパーティーには刺さりやすい。
vsムゲンダイナ入り
vsジガルデホウオウ
○感想
・ザシアンが微妙だった。
ヌオーやHB日ネクが多すぎ、
最速ミラーが多い、
メタモンにも弱い。
とにかく動かしづらかった。
・物理イベルについては現環境においても十分戦えていたと思う。
ただ増えていたヌオーを1パンできないのは問題すぎた。
・相手も壁展開の場合に五分になってるのが弱かった。
・3桁ラインに入ってから潜る気力がなく保存してしまった。
言い訳としては今月コロナにかかって下旬までマリカする元気くらいしかなかった。治ってからも倦怠感や微熱があってマリカくらいしかできず気づいたら最終日になっていた。
最終日更新を目指すためにはスタートラインを上げ、予め最終3桁ラインくらいまでレートを稼いでおくべきだと感じた。
終盤は特に対面リレー一辺倒の構築だけでは限界があると思うので引き続きレンタルパなど色々試して練習し構築の幅を広げた方がいいと思った。
・相手の〇〇、〇〇が重いので、こういう役割のポケモンが欲しい。
というような思考から一つ一つの枠をコロコロ変えていたが、これではいたちごっこになる危険が大きい。
単体の強さ、対応力に頼るのではなく複数のポケモンのシナジー、動きでの汎用的な対策が取れなければ、安定的な勝利にはつながらないと実感した。
体力気力実力の限界を感じ保存してしまったが、正直構築自体もまだまだだと思う。引き続き1900を目標にまずは1850から頑張っていこうと思う。
お読みいただきありがとうございました。🙌