【ポケモン剣盾】 S31 最終743位(レート1819) 脳筋ドサイベルザシアン

関係各位に感謝

関係各位に感謝

 

 

初めて最終3桁を取ることができたので記事を書いてみます。

まだまだ実力は全く足りませんが、なにかしら参考になったら幸いです。

 

 

●構築の経緯

・サイクル構築で緻密なゲーム設計をするスキルが足りず、とりあえず結果を出したくて対面構築を使おうと考えた。

動きがわかりやすく、かつ対応範囲の広い対面構築を模索した。

 

・前期のキタシカさんの

ステロこらえるガブリアス+ザシイベル(物理)

が「わかりやすく強い」対面構築だと思ったので、大幅に参考にさせていただいた。

 

・ステロガブの1番の強みである「鮫肌+こらえる」については、

ガブはまず襷と見透かされやすい上、上記構築が広まったことによって、こらえるはもうバレてしまっており、動きが読まれてしまうと考えた。

 

・そこで似た動きが出来そうなポケモンを探したところ、ドサイドンに行き着いた。

特化ザシアンの巨獣斬を耐えるまで調整しイバンのみを持たせることも考えた。しかし、

特化地震でも耐久振りザシアンを一発で落とせるぎりぎりのラインだったので、

意地HAぶっぱ

襷メタバ+ステロ+地震、ロクブラ

という型にした。

 

・またドサイドンザシアンイベルタルの基本選出の下にラプゴチルラッキーを置くことで、相手の受けポケモンを抑制した。

実際ヌオーが選出されたのは1回だけだった。ナットレイも全く選出されなかった。

 

ラプラスドサイドンが相手の初手ザシアンを強く呼ぶため、試合展開が分かりやすくて助かった。

 

・基本選出のドサイドンイベルタル、ザシアン全員物理アタッカーだったので名前は脳筋ドサイベルザシアンにしました。

 

 

 

●個体紹介

 

○ザシアン@朽ちた剣

陽気

努力値 H204 b52 S252

巨獣斬 じゃれつく 身代わり 剣舞

 

・抜き性能と対ザシアン性能が高い最速剣舞HSザシアン

・防御は特化ザシアンの巨獣斬+電光石火ほぼ耐え

 

・相手の初手ザシアンを剣舞巨獣斬で突破してそのまま裏まで負荷が掛けられそうな場合は初手で選出した。

・静電気サンダー等に麻痺入れられると最速の強みが完全に消え辛かった。サンダーでザシアン対策してる構築にはほぼサンダー出され、麻痺るか麻痺らないかが勝敗の分水嶺になってることが多かった。

 

・ラプザシはあまり選出する機会がなかった。

 

・身代わりはダイマ枯らし役に立つ場面が多かった。相手の交換に対する中間択としても役立った。

ただ、あくびや麻痺の状態異常のシャットアウトに機能した場面は思ったより全然少なかった。(特にカバルドンラグラージには身代わりある前提で動かれた。)

・最速ゆえ個人的には石火が特別欲しい場面はなく、またヌケニンはイベルとドサイドンで対応可能なのでヌケニン用の技の必要性も低いので、この構築においては攻撃技は巨獣斬とじゃれつくで十分かなと感じた。

 

 

イベルタル@いのちのたま

いじっぱり

努力値 AS252 b4

ふいうち 鋼の翼 空を飛ぶ 挑発

 

ダイマ終了後の空を飛ぶでの相手のダイマ枯らしが強かった。

・挑発は害悪行為を防止するだけでなくダイウオールの媒体としても活躍する場面が多かった。

 

・試合展開のテンポが早くなりやすく、結果相手としてはイベルタルの型を見極める余裕があまりなく、特殊前提で動いてくれることが多かった。

多くのバンギやチョッキ持ちを破壊できた。

 

・このイベルはメタモンにコピーされても対処がしやすい点もよかった。

特にスカーフメタモンは勝手に機能停止してくれることが多かった。

 

・ウーラオスがこちらの受けポケに強く初手に選出されがち。相手がウーラオス入りかつザシアン不在の構築の場合には初手で出した。

たまに純粋に初手ダイマが刺さっている場合は初手ダイマもした。

 

 

ドサイドン@気合いの襷

いじっぱり

努力値 H252 A252 b4

地震 ロックブラスト メタルバースト ステルスロック

 

・基本は初手に選出

・構築が相手の初手ザシアンを強烈に呼ぶので、初手に投げて地震かメタルバーストで確実にザシアンを倒す

・たまに電光石火で襷ケアされるので、安易にメタバを押さず基本は地震地震耐えられても最速ザシアンかイベルタルの不意打ちで処理可能

地震ケアで飛行タイプに交代される事も多い。交代されたら余裕あればステロ撒いて、殴るorメタルバースト。

 

・サンダー、ホウオウに強め

・ウーラオス入りに対しては、水ウーラオスだった場合即死するし後ろで受けられるポケモンもいないので絶対初手には出さなかった。

 

 

ラプラス@光の粘土 キョダイ個体

控えめ

努力値 h84 b84 C252 s92(かつての流用、意図忘れた)

フリーズドライ 泡沫のアリア 守る 滅びの歌

 

・基本はラプザシが刺さっている場合だけ出す。

・身代わりもちのゼルネアス・ホウオウが増えており、滅びの歌で流す場面もあった。

・どうしようもない時はラプの滅び→ゴチルに交代してキャッチして1匹無理やり持っていく、という最終手段も考える。

 

 

 

ゴチルゼル@食べ残し

穏やか

努力値 HD252 b4

挑発 コスモパワー 眠る 癒しの波動

 

・ゴチルを出す場合はハメ勝ちで完封できそうな場合に限られると考え、悪巧みやアシストパワー等で突破する必要はないと考えた。

挑発と癒しの波動を駆使して相手のPPを枯渇させつつ悪あがきによる退場も阻止し、

試合時間ギリギリまで相手を生かし、最後の数ターンで悪あがきで退場させ、こちらはそのまま眠るorダイウォールでTODする型にした。

 

・実際、ゴチルゼルがハマる場面では、こちらが積み終わって暫くすると降参される事が多かった。なのであえてアシストパワー入れなくて良いと判断した。

アシストパワー等入れずとも相手視点アシストパワーを考慮してくれる点でメタ的には5個技を持っているとも言えるかもしれない(?)

 

・とはいえ基本は誘導選出枠で、殆どは出さない。

あまりいなかったがカプレヒレ入りには出した。(レヒレはこだわりトリックか、こうこうのしっぽトリックか、残飯積み型しかいない上、こちらの構築に対し選出されやすいので、ゴチルゼルが刺せる)

 

 

○ラッキー@進化の輝石

図太い

HB252 d4

卵産み 甘える 瞑想 地球投げ

 

・要塞。特殊相手には瞑想で完全に要塞化する。ジオコン積み切ったゼルネアスすらムーンフォースの急所さえ避ければ勝てる。

・日ネクに対しても甘えると瞑想であらゆる型に対応する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●基本選出

 

vs大体

ドサイドンイベルタル、ザシアン

相手のパーティーにザシアンがいたら大体初手に出てくるので、

こちらの最速剣舞ザシアンで積んでそのままうしろまで負荷をかけていけそうならザシアンを初手に。

その他は基本ドサイドンを初手に。

 

 

vs日ネク入り

ドサイドンイベルタル、ラッキー

ラッキーを出す。

 

vs受け構築、ムゲンダイナ入り

ドサイドンラプラスorイベル、ゴチルゼルorラッキー

 

 

●苦手なポケモン

・ウーラオス

・ルギア(嵌めれば勝てるが難しい

・ジガルデ(処理がめんどい

ヒヒダルマ(でてくるタイミングによっては一気に破壊される

・ザシオーガサンダー(オーガの処理手段が乏しく、イベルで突破しても相手にザシアン温存されてるときつい

 

●感想

・真面目に最終日潜ったのは5シーズン目くらいでした。今まで2000位前後で諦めていたので、今回初めて最終3桁をとることができて嬉しいです。

 

・最終日の夜23時過ぎに5000位あたりから3連敗して10000位近くまで落ち、

次負けたらやめようと思ってやったら2000位くらいまで連勝できて、

そこから本腰を入れて9時近くまで潜りました。

 

特に1400位あたりで勝ったり負けたりがシーソーすぎて投げ出しかけましたが、

最後まで戦い抜けたのは奇跡に近い気がします。

 

最終日にお昼ご飯の予定をリスケされ、家の鍵を忘れて外出し日中家に入れず炎天下で過ごし、苦し紛れに食べたラーメンでもたれ、小便がなぜか直角に曲がってズボンがびしょ濡れになった、そんな一日だったので、なにくそというエネルギーがあったのかもしれません。

 

最終日に10000位付近から3桁まであげることができたという経験ができたのはよかったと思います。

どれくらいの馬力が必要か、勝ち数が必要か、集中力が必要か、というのを体感できたかなと思います。

 

・これまでずっと最終4桁でとどまってしまっていました。それは今までのシーズンでは構築自体への信頼や練度が不足していたこともありますが、4桁筋がついてしまっていたというか、ある程度のラインで満足してしまう撤退主義のマインド的弱さが大きかったと思います。

 

今後まず心構えとして、

対戦はレートをあげる単純な手段である。

どんなに適当にやっていても勝率50%には漸近する。

その中で、構築を真面目に考えて、ちゃんとプレイしてたら60%くらいはいく。

勝率60%あるなら、試合数さえこなせば、レートが上振れる瞬間が絶対来る。

潜る=正義。

レートの上下をチャートとしてみたら、部分的に局所的にレートを稼ぎまくれればそれでいい。

そしてそのタイミングを月末に持って来ればよい。(あるいは事前に終盤で戦えるようレートを上げておく)

 

というようなことを以後心がけていこうと思います。

 

・また、それと関連して、スケジュール管理がかなり大切だと感じました。

レートをあげるピークを何回作れるかが大切

レートを上げると決めた日は、最終日のつもりでレートを一気に上げるのが良さそうかなと思いました。

 

・そしてそのレートをあげる日の心身の整え方も大事だと思います。

今回は最終日にたまたま馬力が出たのでよかったですが、

自分でその調整ができるよう心がけていきたいと思いました。

 

 

・サイクル戦もレンタル構築などを使いながら慣れていきたいなと思います。

 

 

拙い文章ですがお読みいただきありがとうございました。

今後もモチベが許す時は潜っていきたいと思います。

次はレート1900を目標にします。